ソウルの徽章は21世紀の分権化時代を迎え、世界の中心的な都市へと発展していくことを目指す ソウルの明るい未来をイメージして作られました。
徽章は ハングルの「서울(ソウル)」をソウルの山・太陽・漢江で示し、喜びに満ちた人間の姿を形象化しています。 「人間中心の都市」を目指すソウルを象徴すると同時に、自然・人間・都市を意味しています。緑の山は環境愛、青の漢江は歴史と活力、中央の太陽は未来のビジョンと希望をそれぞれ表し、この三つの要素を筆書きで自然に繋ぐことにより、ソウルのイメージと市民の活力について親しみが感じられるように構成しました。
新しい徽章は、ハングル「서울」、謙斎・鄭歚の山水画「木覓朝暾」、檀園・金弘道の風俗画「舞童」から着想を得て、伝統文化に基づき、ソウルの現在と未来がイメージできるようデザインしました。
1947年から使われてきた旧徽章に代わり、
1996年10月28日より現在の徽章が用いられている。
文書の書式、証明書、刊行物、職員の名刺など
ロゴのタイプは徽章(シンボルマーク)と同様、ソウルのCI(City Identity)の中核をなす基本要素の一つであり、ソウル市の公式名称を表記するために制作されたものです。ロゴのタイプは徽章との調和を考慮して作られていますので、いかなる場合であっても任意による変更は禁じられています。
ソウルブランドは、高揚した市民のエネルギーと矜持を一つに集め、共同体意識を高めると同時に ソウルの活気に溢れたイメージをブランド化するために作られました。
「Hi Seoul」とは軽い挨拶の言葉であり、世界へと開かれたソウルの親しみが表現されています。また、「high」とも同音であることから、ソウルが一段高いところを目指しているという意味も含まれています。「Hi Seoul」ブランドはスローガンであり、第9回市民の日である2002年10月28日に公式に宣布されました。ソウルのアイデンティティー・市政のビジョン・目標などと結びつけてメッセージを明確にするため、2006年11月13日、サブスローガンの「Soul of Asia」を追加発表しました。
「Soul」は「Seoul」と英語の発音が類似しているので、イメージを同一化する効果があり、様々なアジアの文化を取り込み、融合したソウルの文化の真髄を示す意味があります。つまり、アジアの伝統の上に先端のデジタル文明が調和し、世界の中心になるというビジョンを提示しているのです。
ソウルのシンボル 「カイチ(韓国語発音:ヘチ)」は、ソウルの都市競争力とブランドの価値を高めるためにはソウルの規模と地位に相応しい、力強いシンボルが必要であるという認識の下、ソウル固有の特徴とイメージを表す独創的なアイコンとして作られました。
善悪を区別し、正義を守る動物として広く知られている「カイチ」。中国の『異物誌』によると、「北東の辺境にいる獣であり、一本の角を持ち、正義感が強いため、人の紛争が起きると、角を使って理の通っていない一方を突き倒す」と説いています。
また、火災などの災難を退ける聖獣としての意味もあります。実際、景福宮の建て直しの際に、石工職人・李世旭(イ・セウク)により彫刻が施されたカイチ像は、火災の気運の強い冠岳山の前に建てられ、景福宮を火災から守るという象徴的な意味を持つつともいわれています。
これらを総合して考えると、「カイチ」は火災はもとより、あらゆる邪悪な気運を防ぎ、幸運と喜びをもたらす、ソウルの守護神のような存在だと解釈解釈することができます。
ソウル特別市は1971年4月3日、ソウルを象徴する花としてレンギョウを選定しました。レンギョウはソウルの気候と風土に最も適しており、早春に咲き乱れるなど、ソウル市民の共同体意識を表すのに相応しい花です。
銀杏はその美しさもさることながら、都市の公害や病虫害に強く、寿命の長い樹に数えられます。ソウル特別市は1971年4月3日、ソウルを象徴する樹として銀杏を選定しました。巨木に成長する銀杏の特性は、首都ソウルの永遠の発展を示すのに相応しいからです。
カササギは説話では愛の架け橋であり、朗報を伝える吉鳥として考えられ、人々に愛されてきました。カササギは1964年、国鳥公募で圧倒的多数の支持を得て、国鳥に選ばれました。
ソウル書体はソウル固有の書体として活用されており、都市のアイデンティティーとブランドとしての価値を高めるものであります。 明朝体系であるソウル漢江体の4種(Light、Medium、Bold、Extra Bold)と、 ゴシック体系であるソウル南山体の4種(Light、Medium、Bold、Extra Bold)、 縦書き1種の、計9種が開発されています。
ソウル書体は愚直なソンビ(学者)精神と端正な余白の美を感じさせるものであり、造形としては開放感を感じさせる韓屋の美と瓦の曲線の美を表現しています。また、ソウルを代表する「漢江」と「南山」を応用したソウル書体は、韓国民族の美しい文字であるハングルに対する矜持をさらに高めるものになると考えられています。
縦横の太さをバランス良くし、書体の鮮明さを高める。
「ㅅ」を 非対称的にすることにより、ダイナミックな雰囲気を出す。
韓国ならではの曲線美を活かし、文化的アイデンティティーを表現。
Windows用(TTF) Window98、Window XP、Window Vista使用可能
MAC用(OTF) Machinosh OS X(バージョン10.4x以上使用可能)
ソウルの書体2010.03以前のバージョン(08ソウル南山体、08ソウル漢江体)
TTF一般ユーザ用(Windows用)
OTFグラフィック専門家用(MAC用)
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