ソウル市は女性政策に時代の変化を反映し、政治・経済・社会・文化すべての領域において実質的に男女平等を早く実現するため、様々な政策を行っています。- 全国ではじめて男女平等委員会を設置。ソウル市男女平等基本条例を制定。性別影響分析評価を強化。性別認知予算制度を施行。女性の政策への参加比率を拡大。女性団体との協力を強化。
ソウル市は都市空間と各種施設にも男女平等の視点を取り入れ、女性のニーズと意見が反映されるように設計しています。- マゴク(麻谷)地区における男女平等の都市開発モデルを構築。女性のための利便施設の改善および拡大(男女共学内の女性脱衣所の設置、昔ながらの市場における女性用お手洗いの改善、地下鉄駅における障害者用お手洗いの男女区分)
次第に改善してはいますが、まだ、ソウルの女性による経済活動への参加率は52%と、OECD加盟国の中で最下位のレベルに止まっています。まだ、女性の働く環境が 整っていないので、様々な政策を推進し、補っていきます。
非正規雇用から正規雇用へと転換-女性の比率の高い(81.6%)清掃関連の労働者から優先的に実施。流通産業における女性労働者の休憩を保障。(労働時間短縮を内容に盛り込んだ25の自治区の条例を改正。座って働く環境キャンペーンを展開)
社会サービス分野における女性雇用の拡大。女性のための家族施設の拡大による正規雇用。工芸をテーマとした女性創業プラザを会館。工芸創業大展を開催。ライフサイクルに合わせた職業訓練及び就職の斡旋。
女性は生理的にも社会的にも男性と様々な面において異なりますが、女性の健康に対するサービスの提供はまだまだ不足しているのが実情です。(健康でない状態で男性より長生きしており、急性・慢性疾患・うつ病を患う女性が男性より多いというデータに基づく)- 自治区により女性のライフサイクルに合わせた健康管理プログラムを運営。妊婦·妊娠可能性のある女性の健康管理(鉄分・葉酸の補給剤の支援。地下鉄における妊婦の優先席を運営)。自治区別に女性うつ病相談室を運営。女性の会合·活動の場所にベビーシッターを派遣。
最近続いている性犯罪により女性が不安を感じています。このような状況を受け、ソウル市は女性の安全を守るための政策を積極的に推進しています。- 環境セーフティーネット(ホーム防犯サービス、女性安心宅配、防犯環境設計
ソウルでは四世帯に一世帯は単独世帯、そのうち53%が女性の単独世帯です。このような急激な社会・環境の変化をいち早く政策に反映した女性単独世帯総合政策を樹立・推進しています。このような努力が認められ、2013年には国連公共サービス賞優秀賞を受賞しました。
- 女性の単独世帯のための公共賃貸住宅を供給。働く一人暮らしの女性のための移動健康管理。一人ひとりに合わせた禁煙・禁酒クリニック。一人暮らしの女性のための雇用博覧会。一人暮らしの女性のためのコミュニティを育成。夜間・週末の生活体育プログラムを運営。
仕事と家庭が両立できる環境づくりを通じてソウル市民が仕事と家庭生活を調和させ、男女が平等に生きることのできるよう、政策を推進しています。- 全国ではじめて働く女性のための支援センターを設置。仕事と家庭の両立支援センターを設置、家族に優しい職場文化づくり(柔軟な勤務時間制度·育児休暇の活性化[ソウル市]、家族に優しい経営コンサルティング[民間企業])
信頼して子供を預けることのできる国公立保育園を平等に利用できるよう、2014年まで一洞当たり2ヶ所に増設する計画であり、標準化したサービスの品質を高めています。
障害女性、結婚移住女性、恵まれない階層の女性など、細かくケアしています。- 障害女性人材開発センターを設置。結婚移住女性の定着および自立を支援するための「多幸福ソウルプラン」を推進。一人親家庭における生計から自立までを支援。家出少女の売春特別防止対策を推進